老後のヒント

「心づもりを…」  
  処で、我国の人口統計予測ではここ数十年間は高齢者人口の増加が続き、加えて少子傾向に歯止めがかからない状況が続くとあります。加えて、国立社会保障・人口問題研究所の予測によると、2030年には「お一人さま老人」が44%にも達するとのことであります。一方、核家族化による世帯数は増加傾向にあり、先の予測が正しいと思わざるを得ません。可能であれば、昔の大家族のように…ご両親と或いは片親との同居が望ましいと思いますが、如何でしょうか?
  そこで、研究会では、やがて訪れる老年期でも「すてきに暮らす!」ための方策を模索してきました。以下で概要をお話しておきたいと思いますが、まずは「心づもり」が大切だと思います。最近エンディングノートと言う言葉をよく耳にします。生活設計と同様に、ある程度の年齢にいたると意識しておきたいテーマではないでしょうか?

1.老齢を認識すること  
  人は誰しも、生まれて、成人し、家庭を築き、子供を育て、独立させ、やがてご本人は老齢期を迎えます。人生の大役を終え、夫婦が互いを労わりながら静かに過ごす日々が到来します。と同時に、握力や腕力、視力や聴力、判断力や記憶力などが日々に低下してまいります。そして、新型の家電製品の扱いが難しくなったり、健康保険証などの必要書類の所在を忘れたり、老齢期につきものの様々な現象が起きてまいります。更に、車や自転車にも乗らなくなり、買い物や通院にも不便を感じる時がやって来ます。加齢と共に精神的・肉体的にもほころびが蓄積されるのは、自然の摂理だと認識することこそが肝心な時期にいたったのだと思います。
  だからこそ、やがてこの時期が来ることを前もって認識し、それに備えておくことが重要になります。ご本人が精神的肉体的に備え、住宅もそれなりに対応しておく、そして老齢期をより積極的に暮らすための知恵と工夫が求められる所以ですね。

2.積極的に暮らす  
  一言ヒントの「住まいへのヒント」でも少し触れましたが、老齢期を迎える前に足腰の筋力の低下を抑えること、全身の機能低下を抑えることは大変に重要であります。その一例がバリアフリーだと思います。現在、身体的機能が衰えておられる方には有効な対策を講じなければなりませんが、まだ大丈夫な場合はバリアフリーではなく、バリアアリー(有り)を意識して機能維持を図るべきではないでしょうか?つまり、「箱入りの老齢者」となるなかれ、だと思います。
  例えば、肉体的には積極的に階段を上り下りする、掃除も洗車も買い物も運動のつもりで、鍛える部分を意識しながら行動する。精神的には、長年暮らした家なら夜間は電気を点けず、危険のない範囲で移動を試みる、階段ならあと何段で終わる、など感覚を常に研ぎ澄ましておく。などの積極的な身体機能と頭脳機能の維持に努めることが大事な要素だと思われます。
  今、人気のフェイスブックやツイッターやラインなど外部の刺激を家に居ながら刺激を受けることも…外に出れば近隣の方々と積極的に交流することで、介護を受ける年齢を遅らせる効果が生じるものと考えられます。

3.家庭内事故  
  家庭内における死亡事故は、老人も若者も含め全国的にはかなりの件数に上ります。特に老人の場合は、精神的な判断の遅れ、肉体的な条件反射の遅れななど、ご本人に起因する事故が多数起きています。一方、住宅の複雑な構造や迷いを生じ易い間取りなどが原因で、発生する件数も結構発発生しています。
  何れにしても、若い内は問題なくても高齢化することにより問題かします。若い内から備えておくことは、大事なことなのです

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