日  時 2009.12.19(土) 13:30〜16:00
場  所 (株)藤屋 大阪ショールーム
参加人数 20名
テ ー マ 『灯りの真髄を学ぶ…』
講  師 高橋亜須未氏
タルジェッティ ポールセン ジャパン(株)
セールス/マーケティング部



セミナー風景
高橋亜須未さんよりポールヘニングセン、デザインのテーブルランプでの「シェードによる灯りの変化」について
辻利門さんからアドバイス
(株)藤屋ショールーム
  今回は文化生活に欠かせない「灯り」について学ぶセミナーです。

  会場は大正13年に建てられたレトロな雰囲気に溢れた明治屋ビル5階にある(株)藤屋 大阪ショールームに於いて開催されました。イタリア ユーロモービル社の家具・キッチンに囲まれた素敵な会場で始まりました。
  講師はデンマーク照明文化の雄、ルイスポールセンの本物の価値を提供しているタルジェッティポールセン ジャパンの高橋亜須未 氏にお願いして灯りの勉強会です。

  「光は部屋の雰囲気や気分を大きく左右する要素を持っています。灯りの特性を一緒に勉強していきましょう。まずは眩しさ、グレアについてですが、直接目に飛び込んでくる直接光の眩しさに対する配慮が大切なことを説明します。」部屋を暗くした中、クリア電球に点灯してまずは光の強さ眩しさを参加者が体験しました。 「眩しい光が目を刺激して快適な光ではないと思いますが、テーブルの上の照度は90ルクスで明るいとはいえません。光の多くが四方八方に飛び出してしまっているんです。ここでポールセン照明器具に使われているデザインのガラス製乳白色の笠(シェード)を組んでみます。明るさの変化に注目してください!」

  参加者の目が注がれます。  乳白色のガラスの笠が組まれた瞬間、テーブルの上が優しく強く明るくなり、目に飛び込む眩しさがない心の落ち着く空間に!
  「眩しさは無くなるのは当たり前だと分かるでしょうが、テーブル上の明るさを見てください。照度計で測ってみま しょう。」   また、注目!   「400ルクスになっていますね。笠が無いときの4倍になっています。これは四方八方に飛び出していた光を笠が反射してテーブル上に有効な光にしているんですね。」   はーい、みんな納得です。

  続いてダウンライトのメリットと使い方の注意、間接照明の効用、人の表情など柔らかい対象を照らすためには柔らかな光の有効性、奥行き感を出すためのアンビエントライトの他に手元照明と対角線奥の別光源によるリズム感ある照明効果などインテリア照明に欠かせない楽しいお話をしていただきました。

  照明界で活躍されている同じくダルジェッティ ポールセン ジャパンの辻利門氏からも「食事や食卓のシーンでペンダント照明を工夫して明かりを楽しんで遊んでください。」とアドバイスをいただき、参加者はポールセン照明の世界に。

  最後に今回お世話になった(株)藤屋ショールームのEuromobil社製のシステムキッチンを見学して夢を膨らませてセミナーを終えました。

  皆様、ありがとうございました。
文/高藤正道


暮らし方研究会に参加させて頂いて

  私事ではありますが、この度、本社(山口県)に転勤することになりお世話になりました。
暮らし方研究会に今後、参加することが出来なくなってしまいました。
  今まで、暮らし方研究会の皆さんとともに、大変楽しく活動に参加させて頂くことができましたことを感謝しています。
  思えば、私が暮らし方研究会に出会ったのが平成18年8月4日の「今こそ免震を考える」セミナーに参加させて頂いたのが始まりでした。
  初め研究会の名前だけにセミナーも難しい問題に取り組む勉強会だと思い込んで正直、退屈かなと思っていました。
  しかし、参加させて頂くにつれ『酷暑に清涼を求め、鞍馬〜貴船を巡る…。』のハイキングあり、今まで見たことや行ったこともない場所、見学会で頂いた料理、(株)メトスさんの暖炉・薪ストーブで作る料理など美味しい食べ物も頂くことも出来、最初の思いとはまったく違ったものでした。
  また、『田舎を暮らす!セカンドハウスこそ我が家?』では、弊社のフランス漆喰の塗体験会を開催、会員の方のご意見、ご感想も聞くことが出来、大変良い参考になりました。
  実際にカフェ&ギャラリーやまぼうし様や"日本の民家"第1号にもご採用いただくことが出来、まさかフランス産の漆喰がログハウスや日本家屋に使われるとは思っても見ないことで、出来上がりを拝見した時の感動は、今でも思い出します。
  「あかり」と「デザイン」についてのセミナーが大阪での最後の参加になり寂しい思いがいたしますが、代表理事の津島様、顧問の新井先生、高藤様、そして会員の皆様にも大阪での楽しい思い出を沢山頂きありがとうございました。
  また機会がありましたらぜひ暮らし方研究会のセミナーに参加させて頂き、皆様のお元気なお姿を拝見できたらと思っています。
広島市在住 沖井弘昌 47歳(匠びとの会会員)



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