日   時 2011.12.10(土) 13:30〜17:00
場   所 西宮市甲子園・デンマークハウス ショールーム
参 加 人 数 18名
テ ー マ 『北欧に学ぶ暮らしと住まい』
案 内 人 小林 一英氏
スカンジナビアンリビング 関西支店代表
水元 要輔氏
(株)柄谷工務店 デンマークハウス部部長



デンマークハウスショールーム
小林さんからの説明
水元さんの説明
デンマークハウス・モデルハウス
テーブルのお手入れの実演
  12月10日(土)、デンマークハウス ショールームにおいて「北欧に学ぶ暮らしと住まい」をテーマにして『リ・ライフ』セミナーが開催されました。

  まず、小林さんから、オホーツク海北部とほぼ同じ緯度に位置する、デンマークの暮らしぶりについて説明をいただきました。

  幸福度世界一位の国、デンマーク。
  何が、人間を幸せにするのでしょう?
  どのように、良い暮らしは生まれるのでしょう?
  どうして、この小さな国がそこまでの力を持てたのでしょう?

  答えは、ビジョン(展望)、クリエイティビティ(創造性)、オリジナリティ(独創性)、サステイナビリティ(持続可能性)を持つことだと言われています。
  デンマークの環境政策については、国が強力に環境保護を擁護しており、“持続可能な開発”をモットーに、原子力エネルギーは使われることはなく、総エネルギー消費量の約12%を風力発電など、持続可能なエネルギーが占めています。これは、経済成長が環境にダメージを与え、自然に負担をかけてはならない、と言う思想に基づいているからです。
  そのための教育も徹底され、住宅における断熱性能も重要な役割を担っています。住宅の壁には30cm、屋根には40〜50cm、ものロックウールの断熱材が敷設されています。
  日本においても、デンマークの人々の暮らしぶりを真剣に学び、生活の在り方を見直し、改めるべき時期が来たように感じました。

  その後、水元さんからデンマークハウスとその施工例の説明をいただきました。

  次にモデルハウスに移動して、水元さんから建物の説明をいただきました。

  森の中の小さな家をイメージしたモデルハウスは、コンパクト(36坪)な佇まいですが、上質で美しいデザインで統一されています。外断熱による高い断熱性や高気密性、環境共生型で省エネにも配慮され、自然採光や換気も十分。結果、住まいの寿命を伸ばし、時を経るほど味わいや趣を深め、加えて子供やお年寄りにも安全な住まいとなっています。

  更に、このモデルハウスは、申し込みによって体験宿泊が可能で、暮らしの雰囲気と住まいの良さが実体感できるそうです。
*ご参考に…:http://www.denmark-house.comをご覧ください。
  最後に小林さんによる、デンマークのソープ仕上げのテーブルのお手入れ方法の実演もあり、テーブルが驚くほど綺麗になって感動しました。
文/新井律子



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