日 時 2005.1.28 15:00〜20:00
参加人数 66名
第一部 勉強会 株式会社INAX 8階会議室
  テーマ 「暮らしに密着した住まいのあり方」
 
講 師 建築家・日本大学 生産工学部教授
  中村好文氏
第二部 情報交換会‘美々卯’本町店


■ 勉強会を開催
 第一部では、中村好文氏から「暮らしに密着した住まいのあり方」をテーマに講演をいただきました。

よい住宅ってなんだろう?
居心地?手触り?家具?キッチン?
‘住宅名人’の建築家が考え抜いたこだわりの数々。
自邸における暮らし方の変遷。
レミングハウス(中村氏の事務所)の食卓風景。
楽しそう…! おいしそう…!
毎日、スタッフと一緒に愉しみながら調理するキッチン。
そんな仕事ぶりが、中村氏の「安らぎ」や「ぬくもり」のある設計に直結しているように思われます。

スライドとDVDをまじえながら、穏やかで人間味溢れる話しぶりに、思わず引き込まれてしまいました。



中村好文氏
ラフなスタイルにトレードマークの丸眼鏡。
その眼鏡の奥は、何とも優しく穏やかな印象でした。

中村 好文氏(なかむら よしふみ)
プロフィール
1948年千葉県生まれ。建築家。
1972年武蔵野美術大学建築学科卒業。
宍道建築設計事務所勤務の後、都立品川職業訓練校木工科で学ぶ。
1976年から1980年まで吉村順三設計事務所に勤務。
1981年レミングハウスを設立。
1987年「三谷さんの家」で第1回吉岡賞受賞。
1993年「一連の住宅作品」で第18回吉田五十八賞特別賞を受賞。
現在、日本大学生産工学部居住空間デザインコース教授。
自然体、普段着の住宅にこだわり、住みやすい家を追求。
その一環として家具の設計も行う。



(株)INAX
大阪ショールーム 館長
奥山 悦治氏
 

○ 研究会事務局の発表
研究会では「本物を提供する」心意気こそが、本業界の永遠のテーマであることを提起しました。
会場では多ジャンルの専門家・建築家・工務店・住宅関連部材メーカー・商社・ゼネコンの方々が、交流の話題を「本物の提供」に絞って、例年になく熱い議論を戦わしていました。



■ 情報交換会を開催
 第二部は、うどんすきの‘美々卯’にて情報交換会
が開催されました。
住まいをこよなく愛する仲間達の集いは、楽しい対話
がはずみ、日頃の忙しさを忘れてしまいそうな、楽し
さ一杯のひとときでした。

文/新井律子

自己紹介
鍋をつつきながらの和気藹々の一時
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