日 時 2001.9.1 13:30〜17:00
場 所 大阪市北区
参加人数 74名
協力 松下電工(株)
東陶機器(株)
WOODYLAND

設計部会行事として、「建替・二世帯住宅に86歳の老建築家が応える」の見学会がおこなわれました。
76歳のお父さんの「丈夫な家、小さくとも見事な家、堂々とした家、小奇麗な家」の希望を受け止め、吉村先生が腕を振るった作品です。
先生の住まいに対する考え方に耳を傾け、施主の礼儀正しい人となりにふれて、日本人の忘れかけていたものを取り戻せた思いです。

50年の住まいを建替えることにより、今までの暮らしと違和感なく、より快適に、家族仲良く、茶の間での笑い声が絶えない暮らしを送られることと思います。

文/新井律子
   

茶の間から食堂を見る
DATA
2階建て木造在来工法
敷地面積  104.87m2(31.7坪)
延床面積 116.28㎡(35.2坪)
家族数 夫婦+長女夫妻+次女
基本設計 吉村建築設計室
実施設計・監理  林建築設計室
施工 (株)伊藤嘉材木店

セミナー風景
住居についての私の考え方
住居は憩の場所、そこは家族団欒の中心であり、子供の情操を養う処であり、機械化され、合理化された職場で働いてきた人に憩をあたえ、人間性を取り戻す場所です。そのためにはまず自然を出来るだけとり入れて、それを生かすべきですし、
また、ただ合理化ばかりもいけません。場合によっては、不便の楽しさといったようなものもほしいものです。
吉村建築設計室
吉村康雄

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