日 時 2002.5.18 13:30〜17:00
場 所 京都府相楽郡
参加人数 55名
協力 (株)ニツシンイクス
東陶機器(株)
WOODYLAND

設計部会行事として、
「自然共存住宅・・その暮らしぶりは?」のお家の新築見学会がおこなわれました。
敷地は公団の定期借地権付の西と北側が接道する角地。
ご家族揃って自然と山歩きが大好きで、車を持たない姿勢は暮らしの原点さえ感じさせます。奥様はこよなく緑を愛し、実のなる木や花で庭を一杯にするのが夢。
居間の末口300もある杉の大黒柱、緩やかにのびる階段、天井に組まれた大きな梁など、自然や環境に配慮したご家族にふさわしい出来映えのお家です。
冬、ストーブに薪をいれ、雨水を利用して緑を育てる施主の暮らしへの姿勢をおおいに学びたいと思います。
文/新井律子
 
大黒柱のある居間

DATA
2階建 木造軸組工法
敷地面積  236.00m2(71.4坪)
延床面積 119.74㎡(36.2坪)
家族数 夫婦+長男(高1)
設計・監理  福田建築工房
施工 (株)和田建設

セミナー風景
○建築家より一言

環境に出来るだけ負担をかけない住まいづくりをしたいとの住まい手の思いが、「板倉造り」の家を完成させました。厚み30ミリの杉板は壁や野地板に使われ、断熱性や耐震性を向上させ内部の仕上げにも現れてきます。
熟練した大工さんの丸太を使った架構や杉板の造作は手ずくりの大切さと自然への思いをいっそう深めたようです。
福田建築工房
福田浩明
和田建設・和田社長より
「この建物に抱く熱い思い」

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