日  時 2006.5.28(日) 10:00〜14:00
集合場所 JR「桜井」駅、近鉄「桜井」駅北口
参加人数 13名
テ ー マ 『奈良・山の辺の道〜泥小屋探訪』
案 内 人 福島 正美
(株)ハウスドクター代表取締役



  今回の旅は桜井市から始まりました。桜井は日本書紀や古事記、万葉集などに数多く登場し、12代もの宮都が置かれた「国のまほろば」の地であり、神山「三輪山」の麓に開かれた日本最古の市場「海拓榴(つばいち)」など、万葉人がこよなく愛した「山の辺の道」を始め、幾つもの古道が交差する交通の要衝の地にあります。
  これらを物語る遺跡や社寺、伝説の地も多く、古道には川端康成氏や棟方志功氏ら著名人の揮毫による約60基もの記紀万葉歌碑がひっそりと建てられ、のどかな集落と共に訪れる人々を一層楽しませていました。
  出発点から3キロ、大神神社を参詣後、見晴しの良い展望台で昼食。汗ばむ陽気に皆さんお疲れ気味でしたが、奈良盆地を一望できる景色に「ほっと一息」。昼食後、玄賓庵、桧原神社、点在する万葉歌碑、蜜柑発祥の地と言われる白い花が咲いた蜜柑畑、景行天皇陵、崇神天皇陵を見ながら長岳寺までを楽しく散策しました。
  天候に恵まれた快適な距離でしたが、日本最古の道といわれる「山の辺の道」を歩いてみて、日本文化のふるさとはやはり「大和」だと言うことを実感した一日でした。
  当日参加出来なかった方も、是非一度ご家族で訪れて見られては如何でしょう。
文/新井律子

道標沿いに桜井から終点の長岳寺まで8.4km
△山辺の道の南の起点
「仏教伝来之地碑」の前で記念撮影
△金屋の石仏 △平等寺 △大神神社(三輪明神)
△展望台にて昼食 △玄賓庵 △川端康成の万葉歌碑
△「泥小屋」らしき建物 △崇神天皇陵 △終点「長岳寺」


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