読売新聞 2004年4月10日朝刊 転載
  「やさしさを生きる・・・」暮らし方研究会編
   建築家の吉村康雄さんとカメラマンの細川和昭さんの対談集。雑木林に囲まれた吉村さんの神戸市内の自宅や中国の人々の暮らしなど細川さんが撮影した写真をふんだんに使いながら、住いのあり方や食生活など、人工的な物に囲まれた現代人の暮らし方を見直そうと提案している。

大阪日日新聞 2004年5月17日朝刊 転載
  本質的なライフスタイルを考える 「やさしさを生きる・・・」刊行
   老建築家と独学の社会派ドキュメンタリーカメラマンのライフスタイルを紹介した単行本「やさしさを生きる・・・」が大阪の出版社・澪標(みおつくし)から刊行された。二人の生きざまを通して、本質的なライフスタイルを考えさせる書となっている。
 取り上げられているのは建築家の吉村康雄さん(89)とカメラマンの細川さん(故人)。細川さんは2001年3月に取材を始めた後の02年6月に62歳で死去し、同書は遺作となった。
 二人の出会いなどを紹介した第一章プロローグから、神戸市内にある吉村邸の四季それぞれに生きるのに優しく配慮された自宅を紹介した「終の棲(すみ)家」や、二人の生き方を紹介した「素顔の人間像が語るもの」など七章で構成。
 写真と対話集を収録し、全編からは文明社会を生きる現代人が陥ってしまった誤解や慢心への警句が散りばめられている。
 編者の暮らし方研究会は「今の時代をより人間らしく健やかにつつがなく生きるための参考としていただければ幸いです」としている。

毎日新聞 2004年5月19日東京・大阪セット版 転載
  やさしさを生きる・・・ −今、本質のライフスタイルを求めて− 暮らし方研究会編
   親子2代の老建築家・吉村康雄氏と独学の社会派写真家・細川和昭氏が語り合う。細川が吉村の山小屋ふうの住いを訪ね四季の暮らしにピントを合わせる。対談は大正ロマンから21世紀へ、やさしさを生きることの原形と本質を深く見極める。二人の生き方を通した「ライフスタイルの灯標」であり、人間の暮らしの根源を追求した案内書である。

産経新聞 2004年5月29日夕刊 転載
  暮らし方研究会編「やさしさを生きる・・・」
   建築家の吉村康雄氏と、フリーカメラマン細川和昭氏による対談。場所は神戸市にある吉村氏の自宅。阪神大震災で倒壊した父(建築家)が設計した家のあとに、吉村氏自身が設計して建てた山小屋風の家屋。木々に囲まれた家は落ち着いたたたずまい。写真や設計スケッチを織り込んだ対談は、建築、暮らし、生き方など広範囲に及ぶ。建築家ら住空間の専門家が集まる「暮らし方研究会」が、吉村氏の簡潔な“終の棲家”の四季の移ろいをフィルムに残そうとして生まれた本。




チルチンびと(風土社)2004年夏号(29号)6月5日発売 転載
  写真家と建築家が暮らしを語る
  編者である「暮らし方研究会」は、家づくりにかかわる建築家始め多分野の専門家によって構成され、住い観を啓蒙普及することを趣旨とした研究会だ。本書は、会の顧問であったドキュメンタリーカメラマン・故細川和昭氏による写真と、同会の建築家・吉村康雄氏との対談などが織りこまれている。両氏の鋭い視線でありながら堅苦しくない言葉や、写真の数々は、当り前だと思っていた日常の生活を見直すきっかけとなり、同会が提案する住まいのスタイルを表している。
Woody Life(山と渓谷社)2004年夏号(107号)6月12日発売
  「〜今、本質のライフスタイルを求めて〜 やさしさを生きる・・・」
  独学の社会派カメラマン・細川和昭氏と親子ニ代の老建築家・吉村康雄氏。自分らしく生きたいと願うふたりが、互いの生きざまを振り返りながら、本質的なライフスタイルを追求する対話形式の単行本。素朴で美しい風景写真を多用しており、暮らしのセンスを高めるのにも最適だ。細川氏が撮り集めた中国の風景写真も魅力的。吉村氏の自宅建築の様子も掲載され、家造りのヒントも満載だ。






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