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| セミナー風景 |
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| 建物説明 |
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| ケーキバイキング |
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| 記念撮影 |
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今回は自然が豊富な豊能郡能勢町に位置する敷地に夢をかなえられたYさんの山荘に於いて建築セミナーが開催されました。東は田園風景と小高い龍王山が見え、梅雨明けの夏の青空が広がっています。西側も近くの緑がせまり見晴らしが素敵な山荘でした。
熟年ご夫婦の夢が一杯詰まった山荘が出来上がりました。設計を担当された暮らし方研究会顧問の新井律子建築士から施主との土地探し相談から実施設計に至るまでの打ち合わせの様子など、無垢の杉の香り漂う空間の2階でセミナーが始まりました。
敷地面積約91坪、建築面積約16坪、延床面積29坪で10寸勾配の屋根が安心感・安定感を演出しています。新井氏から「1、2階の床と天井は杉の無垢材で厚さ6cmとしました。また、外壁はフランス本漆喰百年壁で白壁の良い風合いとなりました。外部木部はオスモ塗料塗りとしました。サッシは水周り以外を木製とし、2階はアンダーセン木製サッシを使ってドーマー窓を採用しました。１階の薪ストーブはベルギーのドブレー製二次燃焼タイプを採用、パドルファンを2階天井に取付けてストーブ使用時に使います。ストーブの周りは焼き過ぎレンガで囲んでいます。大工さん、左官屋さんの腕が良くて素敵な山小屋風の建物ができたと思います。」
続いて、施工工務店の山本建築の山本社長が、「喜んでいただいて嬉しいです。職人が頑張って、良くやってくれたと思っています。」と階段から頭を出して遠慮気味に挨拶です。
お昼になり、お腹が空いたところでランチタイムです。スタッフのパスタ（ペスト・ジェノベーゼとクスクスのサラダ）を食べて…Yさんの奥さまお手製のケーキをケーキバイキングスタイルで頂きました。参加人数が多いのでみんなは奥さま手作りのケーキの種類とボリュームにびっくり。ご主人は自慢の厳選コーヒー豆から丁寧に淹れて頂き、とても良い香りが漂っています。とても美味しくて、お腹一杯のみんなに幸せの笑顔が広がっていました。
後半はご夫婦の定年退職後の『夢づくり』についてお話を伺いました。
「私たちは海よりも山が好きで特に秋から冬に向かう紅葉の季節が二人の共通した大好きな季節でした。30代後半の時に小さな山小屋を友人の協力で長野の自然の中に持つことが出来て、その近くで「パイプのけむり」という喫茶店を見つけたんです。自然の食材を使い、飾らないお店で美味しいケーキを出してくれる素敵なお店でした。いつか…そんなお店を持ちたいなぁ…。そんな夢をずっと持ち続けていました。2年前のウッディランドと暮らし方研究
会との出会い…夢さがしが夢語りで人との繋がりとなり、ついに『夢づくり』が実現しました。」「コーヒーを出せてみんなが楽しく集まれる店。そして甘くてみんなを幸せにしてくれるケーキを楽しんでもらいたいと思っています。」
「パッチワークの仲間も一緒に講習会や作品のギャラリーとして楽しんでいきたいと思っています。」
来年3月にカフェ＆ギャラリー「やまぼうし」として開店されるそうで、これからの暮らしをエンジョイされることと思います。
今回参加できなかった皆様も、来春の「やまぼうし」オープンには是非、美味しいコーヒーとケーキをサンデッキでご賞味ください。
施主ご家族とお手伝いをいただいた皆様、ご協力ありがとうございました。
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文／高藤正道
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