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中崎巧さんから 暖炉・薪ストーブについて説明 |
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メトス・スタッフによる手作りピザ |
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今回は暖炉・薪ストーブがある暮らしの魅力について学ぶことになり、(株)メトス 大阪ショールームにおいてセミナーが開催されました。ストーブは主に暖房器具として使われていますが、暖炉・薪ストーブは炎が見えるということで目を楽しませてくれます。さらにその火力を利用して調理したりする火本来の利用が出来る素敵な熱源であることを再認識させられました。
(株)メトス 暖炉・プライベートサウナ グループ長 中崎巧氏より説明が始まりました。
「ベルギー製ドブレ社の薪ストーブに火を入れて説明します。最初は小さな薪から点火して、徐々に大きな薪にして火力を安定させていきます。これは二次燃焼型で木から発生する燃焼ガスを下からの一時空気でまず燃焼させて、さらに奥の壁のスリットからも二次空気を取り入れて完全燃焼させる優れた機能を持ち、ガラス扉に美しい炎が見えるシンプルなフォルムのストーブです。暖房・料理・インテリアの要素を持ったオールマイティ型のオーブンストーブと言えます。」ストーブに火が入り炉内でメラメラと美しい炎が踊り始めました。
「薪ストーブの最初の焚き付けに針葉樹の杉・ヒノキは使いますが、薪材としては長時間燃える乾燥した広葉樹を使用します。樫・アイアンバーグ・山桜・ケヤキ・ナラ・メープルなどが主な薪材となります。炎が安定してきて炉内の温度が上がり、適温になったらお楽しみのピザを焼きますので、食べて見て下さい。薪ストーブの薪の燃えかすは炭のような状態では残らず、ほとんど完全な灰となりますので植物の肥料に使って下さい。メンテナンスは主に煙突の掃除とガラス扉の汚れ除去になります。」
部屋がほんのり暖かくなり、大きな炎がユラユラしてきました。メトスさんのスタッフが手作りのピザ生地にチーズ、きのこをトッピングして炉内に入れてわずかに3分から4分で香ばしい良い香りが漂ってきました。ストーブの前の参加者は暖かさで少し眠くなられた方も…。(笑)
「今日は参加者が大勢ですのでピザにしましたが、ダッチオーブンを使った煮込み料理も得意なレパートリーで、またの機会に楽しんで下さい。」
ピザが出来上がり、ティータイム。最初は遠慮気味だった参加者も「香ばしくて、中がふわふわで美味しい〜。」と次々と手が伸びてピザ担当のスタッフも大忙しになっていました。隣に置かれたスウェーデンのコンツーラ製のシンプルモダンなデザインのストーブにカラーコーンと呼ばれる炎の色が青や緑に変化する不思議な松ぼっくりを入れると、オーロラのようにユラユラと幻想的な演出が心を癒してくれました。
セミナーが終わる頃、お腹が一杯になり、ショールームはぽかぽかで幸せな気分で「ストーブを囲む暮らしを再発見しました。」と参加者の声。
家庭用サウナ、福祉・介護用浴槽の説明も受けて今年最後のセミナーを終えました。ピザ職人?(株)メトスの皆様、温かいおもてなし本当にありがとうございました。
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文/高藤正道
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