|
茶摘みの説明 |
|
製茶工場の見学 |
|
昼食はバーベキュー |
|
山小屋の前で記念撮影 |
|
自作の茶室で一服 |
|
|
4月23日土曜日、雨の南山城村で沢山の参加者を迎え、暮らし方研究会の「リ・ライフ」セミナーが開催されました。当初は茶摘みの体験を行う予定でしたが、新芽の生長が遅れたために茶摘みは不可能となりました。しかしながら、滋賀・三重・奈良の三県が一望に見渡せる茶畑が美しく広がり、素晴らしい眺めと共に自然のパワーが感じられ、清々しい気分をいただけた一日となりました。
お茶を摘む予定だった茶畑では、辻本製茶工場 代表の辻本英巳さんから「この芽が新茶に、茎は番茶に…」など、茶摘みの方法などについても詳しく説明をうかがいました。
また、参加者からは茶畑に点在するポールの先端に付いた扇風機状の物についての質問があり、「一番茶の新芽の萌芽から摘採までの時期に発生する凍霜害から、お茶の葉を守るために回します」との説明後、実際に回していただきましたが、かなりの音が発生し驚きました。
その後は製茶工場へ移動し、お茶になるまでの工程を説明していただきました。元来の手もみ作業を今は機械で手もみと同様に行えるそうです。お茶はほとんどが水分で2割程度に減ってしまうそうで、大変手間のかかるお仕事だなあ〜と改めて実感しました。
さて、いよいよ山小屋に行き昼食のバーベキューです。オーナー自作の豚汁?(いのしし肉を使用)、会員さん差し入れの骨付鶏肉とやきそばと焼き肉など自然の中の食事は味も雰囲気も格別で、食が大いに進みました。食後は、これも自作の茶室でお薄を一服…。
山小屋は新築から数年経ちますが、建物は2階でデッキにつながり、作業場・茶室・脱衣室兼水屋・露天風呂・目隠塀・小道など、暮らしの充実に向けてどんどん進化しています。熟年オーナーの「幾らでもやる事がある」と言う誇らしげな笑顔が非常に印象的でした。
自然の息吹と満腹感、ゆったりと流れる時間、楽しく充実した一日で、大いに元気をいただいたセミナーでした。
|
|
文/新井律子
|
|