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猫神社へ向かう… |
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猫神社 |
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蛇神社と大イチョウ |
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旧手塚治虫邸跡の大楠 |
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手塚治虫記念館 |
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アトムを囲んで記念撮影 |
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今回は宝塚歌劇で有名な宝塚を訪れました。手塚治虫さんの少年時代ゆかりの地を巡る旅です。氏は5歳から24歳まで、この宝塚で暮らしていました。案内は、千吉稲荷世話人会会員の南 聰さんにお願いしました。
まずは、阪急宝塚駅に集合後、当時火事が多発したため火伏として祀られた「千吉稲荷神社」こと「猫神社」を訪ねました。この神社一帯の森には昆虫が多く生息し、少年少女たちの昆虫採集の場として人気があり、氏も昆虫採集の森として夢中になっていたそうです。田んぼのあぜ道を通り、神社に向かいます。あぜ道沿いにある植物、「これで小さい頃、かえる釣りをした」と…。えっ!さすが!暮らし方研究会の熟年会員さんの想い出でした。
神社入り口には昨年、生誕80周年を記念して千吉稲荷世話人会により建立された「手塚治虫昆虫採取の森」記念碑が建っています。
続いて、宝塚の名前の由来となった?「宝の塚」の碑を巡り、氏が「ここからの風景が一番好きだった」と語られた「蛇神社」に向かいました。立派なイチョウの木がそびえ立っています。蝶や甲虫の新種を見つけるのに夢中だったという「瓢箪池」を通り、大きな楠が目印の「旧手塚治虫邸跡」に至ります。近隣には宝塚歌劇団の寮「歌劇長屋」があり交流もあったとか…。
次に、地元の氏神さまである「川面皇太神社」から「川面神社」へと…。「川面神社」は織田信長と荒木村重との戦いで荒廃した神社を豊臣秀吉の命により復興されたと伝えられています。
最後は、「宝塚ガーデンフィールド」を経由して「宝塚市立手塚治虫記念館」を見学しました。記念館に入ると「アトム」に迎えられ、一緒に記念撮影です。館内は館長さんにご案内いただきました。運良く大阪芸術大学キャラクター造形学科と手塚プロダクションの共同制作アニメ「ガロン」が上映されていました。破壊できる能力を秘めたロボット「ガロン」。心臓に当たる部分には、子供大のピックと呼ばれる生物が入ることで正常に作動します。このピックがいないと鬼神と化してすべてを破壊し尽くす。考えさせられるストーリー展開でした。
氏が幼少時代から母に連れられ通ったと言われる「宝塚歌劇場」で解散です。学生時代には歌劇団の機関誌に漫画を描いていた縁で着想を得た、「リボンの騎士」を発表し少女漫画の草分けとなったお話は余にも有名です。
立ち寄る処が多かったのですが、手塚少年が日常的に行動した範囲内をワクワク心を時めかせながら童心に帰って散策を楽しみました…。
手塚治虫記念館コラムhttp://tezukaosamu.net/jp/mushi/201107/column.html
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文/新井律子
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