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屋久杉ランド・荒川橋(吊り橋) |
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屋久杉ランド・仏陀杉 |
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大川の滝(オオコノタキ) |
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小島・大西邸 |
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千尋滝 |
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屋久杉ギャラリーで岳南先生に
お話し頂きました |
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安房港でお別れ |
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今回は、暮らし方研究会設立30周年を記念して、屋久島を巡りました。三か月前からの予約が必要で、研究会の有志の参加となりました。
案内いただくのは、24年前に(大阪で)住まいを新築する際、お世話させていただいた大西様ご夫妻です。屋久島に嵌り、十数年前から一年の半分近くを、島で過ごされています。
12日関西空港から鹿児島空港へ、空港から高速船で安房港に夕方到着。ペンションに泊まり、翌日から屋久島の旅の始まりです。
1日目は、屋久島ランド、予想通りの雨です。屋久杉ランドは、安房から約16km、標高1000~1300mに広がる自然休養林です。面積は270.33haの広大な森に5つのコースを設定し、興味や体力に合わせてコースを楽しむことができます。80分コースを散策しました。
林泉橋・千年杉・荒川橋(吊り橋)・仏陀杉・双子杉・くぐり杉・清涼橋(吊り橋)と進んでやっとのおもいで出口までたどり着きました。足場が悪く、前の方に追いつくのがやっとで、2時間かかりました。でも出口にたどり着いた時は、「やったー!」という達成感がありました。
森を駆け抜ける清らかな小川のせせらぎ、すべてを覆いつくす緑豊かな苔、ヤクスギランドは、ヤクスギの豊かな自然を身近に感じるとともに、森と人の歴史を理解することができるすばらしい森でした。
紀元杉を見て、昼食に。トビウオの「ひつまぶし」をいただきました。
大川の滝に向かいます。平内海中温泉をへて「小島・大西邸」へ。
たくさんの南国フルーツが屋久杉の大きなテーブルに並んでいます。
千尋滝・トローキの滝へ。千尋滝はモッチョム岳の裾の巨大な花崗岩の岩盤を鯛之川が刻んで、壮大なV字谷の景観をつくりだしたもので、滝の落差は約60メートルです。1日目、屋久島の自然を満喫しました。
2日目は2班に分かれました。当初予定の白谷雲水峡と車での屋久島めぐり。私は、昨日力を使い果たし、敢え無く白谷雲水峡をあきらめ、屋久島めぐりに加わりました。屋久杉の工房に案内していただきました。屋久杉は長命で、2千年を越える巨木です。栄養が乏しい花崗岩の山地に育つため、たいへん成長が遅いです。そのため、材質が緻蜜で樹脂分が多く、腐りにくいので長生きすると考えられています。戦後、屋久杉の伐採がピークを迎え、その後屋久杉の伐採は禁止となりました。 現在の工芸品に使用されている屋久杉は、屋久杉の倒木や、流木等を使用して作られています。
屋久島自然館を訪れ、おいしいおにぎりを頂き、安保港でお別れです。「もう少し長く滞在できれば良かった!」あっという間の旅でした。
大西夫妻・友人の写真班の早川さん、お世話になりました。私たちに合わせて工程を組み、ご自宅でも歓待して頂き、細やかな行き届いた案内をして頂きました。ありがとうございました。皆様お疲れ様でした。
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文/新井律子
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