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「南禅寺」の三門で記念撮影 |
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南禅寺・方丈 |
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水路閣 |
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永観堂・阿弥陀堂 |
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「永観堂」で記念撮影 |
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哲学の道 |
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大豊神社の狛ねずみの「大国社」 |
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「銀閣寺」 |
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銀閣寺展望所からの夕日 |
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今回は、紅葉京都岡崎エリア、「哲学の道」周辺の魅力的な寺社を巡りました。
案内人は、京都大学卒業後、水路閣、禅林寺御影堂、銀閣寺中門・本堂などの文化財建造物の修復に携わり、上七軒でお茶屋を改修して新居にされ、京都景観賞建築部門優秀賞を受賞された井上年和さんです。
頂いた資料に沿って、南禅寺三門~水路閣~禅林寺(永観堂)~哲学の道~大豊神社~法然院~銀閣寺まで、詳しく解説をしていただきながら歩きました。
南禅寺の三門が集合場所。三門は石川五右衛門の「絶景かな。絶景かな」で知られる重要文化財で境内全体が国の史跡に指定されているのが特徴です。国宝「方丈」を通過し、水路閣に向かいます。
水路閣は人気スポットでたくさんの観光客が集まっています。琵琶湖疏水の水路橋です。田邉朔郎が設計デザインを行いました。レンガ、花崗岩造のアーチ型の橋脚です。上部の水路の様子も見る事が出来ました。
次に訪れた禅林寺(永観堂)は、京都随一の紅葉名所として知られています。約3,000本のイロハモミジやオオモミジが放生池を囲う庭園に鮮やかな彩りを加えています。見ごろは過ぎていましたが、まだまだ楽しむ事が出来ました。建立は平安初期、国宝の絹本着色山越阿弥陀図など多くの寺宝を所蔵しています。釈迦堂・臥龍廊・阿弥陀堂と巡りました。阿弥陀堂のご本尊の「みかえり阿弥陀」が印象的でした。
哲学の道を歩いていきます。京都大学の哲学者・西田幾多郎や田辺元らが好んで散策し、思案を巡らしたことから「哲学の小径」、「散策の道」、「思索の道」、「疏水の小径」などと呼ばれたとのことです。後水尾天皇皇女昭子内親王墓の全景をそこから見ることができました。
脇にそれた大豊神社は、境内にある末社の狛犬ならぬ狛ねずみの「大国社」が有名で、縁結び、健康で長生き、学問成就などの御利益が一度に授かれる延喜の良い神社です。
法然院はあいにく4時までで閉門されていました。法然院の起こりは鎌倉時代に法然が弟子たちと共に六時礼讃行を修した草庵に由来します。寺の一部を定期的に講演会やコンサートなどを催す場として開放しています。
銀閣寺は、室町幕府八代将軍の足利義政によって造営された山荘東山殿を起原とし、義政の没後、臨済宗の寺院となり義政の法号慈照院にちなんで慈照寺と名付けられました。調査で外壁には銀箔が貼られた痕跡がなく、漆塗との説明を受けました。驚きです!全景を見渡せる展望所からの夕日は最高でした。
楽しい見ごたえのある一日となりました。井上先生、お世話になりました。ありがとうございました。
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文/新井律子
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