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二見恵美子氏による講演「屋上庭園で試みる真の人間性回復」 |
二見 恵美子氏[Futami Emiko] プロフィール 景観デザイナー。米国でランドスケープデザインを修得後、1988年ランドスケープデザイン事務所、E.M.I.プロジェクトを設立、主宰となる。現在、住宅及び公共施設のデザイン設計を中心に活動する傍ら、明治・大正期の良質な近代建築保存と蘇生活動を続けている。また、都市緑化のため社会奉仕できる自立した市民ボランティアガーディナーの育成を目的とした活動を続けている。 OCAT屋上庭園(大阪市公共施設)の設計・デザイン、大正時代の洋館建築のリニューアルと屋上庭園設計は、ビル所有者、テナントの意識変化を生み出し、この地域の洋館保存活動のきっかけともなっている。こうした活動は、雑誌、新聞、TVなどのメディアに数多くとりあげられている。 |
■ 勉強会の開催 | ||
■ | 第一部では、大阪ガスの中村友氏のエネルギー提案のあと、二見恵美子氏による屋上庭園の促進、緑化による社会貢献についてビデオをまじえ講演いただき、有意義な勉強会となりました。 尚、二見恵美子氏の講演・屋上見学は5月の文化部会(=生活文化を学ぶ会)において行いますので奮ってご参加ください。 |
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○ 研究会事務局発表 | ||
■ | 暮らし方研究会は設立11年目を迎えます。その間、約100棟の新築、建替、改修・再生の機会に携わった実績もさることながら、2,000以上のご家族から相談を受けた事実は誇れることと自負する次第です。人との出会いが増すこと=それだけ頼りにされる訳ですから、社会情勢が厳しくとも「暮らしと文化」の基本を忘れてはならないのでは・・・。 | |
○ 各部会の活動方針発表 | ||
文化部会(=生活文化を学ぶ会)、設計部会(=住空間を考える会)、改修・再生相談デスク(=愛住を永続する会)、工人部会(=匠の技を活かす会)など、各部会の世話役からはプロとしての専門知識や仕事を通じて、如何に生活者会員の方々のお役に立つ部会と成り得るかを決意も新たに熱く語っていただきました。 |
文化部会 (=生活文化を学ぶ会) 世話役 増田健次氏 |
設計部会 (=住空間を考える会) 世話役 赤塚史明氏 代理 井上まりさん |
改修・再生相談デスク (=愛住を永続する会) 世話役 福田浩明氏 |
工人部会 (=匠の技を活かす会) 世話役 佐藤福男氏 代理 磯山さん |
■ 情報交換会の開催 第二部は、会場を変え浪速が誇る御堂筋沿いの名物建築物、昭和レトロの大阪ガスビル。その最上階にあり、当時の市民文化の最先端を担い一世を風靡したガスビル食堂。今年の情報交換会は往時を忍んでこの食堂を舞台に開催されました。日頃仕事に没頭し周囲が見えなくなるほどの忙しさのなか、優雅な団らんの一時は明日への活力の源となったことと思われます。 尚、当日大阪ガスさんに過分のご協力を頂きました、この紙面をお借りしてお礼申し上げます。 文/新井律子
二見恵美子の素敵にガーデニング http://www.o-joyful.co.jp/link/pro/gard/index2.html ガスビル食堂物語 http://www.osakagas.co.jp/gasbuil/ |
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