日 時 2001.5.26 13:30〜17:00
場 所 川西市湯山台
参加人数 34名
協 力 東陶機器(株)
WOODYLAND

寝室から居間を見る
設計部会行事として、「母と子、二人で暮らす家=健康的で介護を前提としたリフォーム」の見学会がおこなわれました。
延べ34名の会員の皆様が集まり、熱心に建築家の説明に聞きいりました。
地震や高齢化が叫ばれる今、建物を補強し、車椅子で動きやすいように段差をなくし、介護の目が届きやすいように小さく区切られていた部屋を広げ、引き戸を多用し回遊できるように考えられています。
とりわけ、介護を考慮したトイレ・洗面・浴室は、皆さん興味を持たれ、熱心に質問されていました。
会社を辞められて、趣味の手芸を楽しみながらお母さんと暮らすとの事、のびやかにいきいきと暮らしを楽しんで欲しいと思います。
 
文/新井律子
居間から寝室を見る
 

浴室・洗面・WC


DATA

木造2階建ての1階部分の全面改修工事
●掘り込みガレージの漏水対策
●水まわりの全面やり替え
●バリアフリー
●健康・安全住宅
●構造材の安全対策
●断熱
1階床面積  63.61m2(19.2坪)
家族数 母(81才)+娘
設計・監理 大内山建築設計室
施工 宏聞建設工業 (株)
セミナー風景
車椅子生活の母上が暮らしやすいように、またそれと同じ位、介護する方も気持ちよく生活できるようにと、色々話し合いを重ねました。
小さく区切られていた部屋を、間仕切り・壁・建具等工夫することで、視線・光・風が自由に通り抜けたり遮断できたり、色々なシーンを展開できるように考えました。

大内山建築設計室
大内山洋子

E-Mail:ask@kurashikata.gr.jp
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