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設計部会行事として、「本音で築いた家族の夢、その本質に迫る」のお家の新築見学会がおこなわれました。 ご家族は、50代のご夫妻と結婚して同居を決めている長男、米国で就職する長女。 施主家族と建築家との打ち合わせでは河内らしく荒々しい言葉が飛び交ったが、互いに立場を認め合って夢を現実にしていく良い関係が続いた様子。本音を語り合い築き上げた新居は朗らか家族をますます明るくにぎやかにしたようです。
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1階の居間・応接間から和室を見る |
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● 建築家からの一言 建築主は、絵に描いたような河内のおじさんとおばさんである。 設計者は九州生まれだが大阪に住み着いて32年。 施工は奈良市に何代も前から根をはっている工務店。 奇妙な組み合わせである。はたして家の完成まで、うまくやっていけるだろうか?...などと誰も心配していない楽観的でノーテンキな3者である。 しかし家を創っていくという作業は、そんな生やさしいものではない。工事が進むうちに何回か爆発寸前のトラブルが起きた。しかしそれを乗り越えていくだけの体力と気力と大人の知恵を、建築主の2人と工務店は持っていた。設計者は、そんな両者を感心しながら、少し下がって見ていた。(ずるい奴) 完成の見学セミナーでは河内のおばさんは涙を浮かべながら喜んでくれている。河内のおじさんは、とても面白くみんなに話をしてくれている。家を建てるという共同作業は改めてすごいことなんだと.....胸が震えた。
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