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設計部会行事として「自然を愛しゆったり暮らしをもくろむ熟年夫妻の住処」をテーマに新築見学会が行われました。共に自然を好む60歳代の熟年ご夫妻が安心して大らかに暮らせる住まいを希望し今回の新築となりました。民家風木造(板倉造り)平屋建で屋内の行動を容易にするため段差への配慮や手摺の設置、取手や引手の工夫、車椅子対応など、奥様に合わせたバリアフリーが徹底してなされました。最近、木造住宅の骨組はプレカットで材木の加工をすることが多いのですが、この建物は大工さんの「手刻み」で加工され完成しました。会場では、設計担当の福田浩明さんから、「プレカット」と「手刻み」の構造的な違いと「板倉造り」について解りやすい説明をいただきました。また、今回は大工さんが「主役」ということで、大工さん2人から、完成までの非常に興味深い苦労話も大いに参考になりました。 ご夫妻が新居に引っ越されると、筋向かいの旧の住まいにご子息夫妻が越してこられる予定で、家族が近くに暮らす安心感と家族の団らんが目に浮かびます。
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