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設計部会行事として「懸命に努め築いた悠久の住処」をテーマに新築見学会が行われました。
会社を経営される50代半ばのご主人、その会社を応援される50代の奥様、20代半ばのご長男、20代前半の次男さん、20才前の三男さんのご家族5人が暮らします。
敷地は三方を道路に囲まれた41坪の三角地。築27年の建て売り住宅で、手狭になったこととご主人のお父上を引き取る可能性が高まっての建替となりました。鉄骨の3階建てで1階が事務所と車庫。2階〜3階が住まいでエレベータと廻り階段が設けられました。芝生庭園のある屋上からは「りんくう」の花火が楽しめます。暮らしやすい間取りの住まい、周辺にやさしさを与える住まい、がテーマで外壁にレッドウッドを張り、印象的な外観となりました。
セミナーでは、研究会が掲げる「住宅の基本性能」について説明させていただきました。地盤が弱く支持地盤まで改良杭を31本打ったこと。外壁に通風工法を採用したこと。内、外装とも自然素材を多用したこと。サッシの性能。など「高耐久」「長耐久」「省エネ」「健康対応」「高齢化対応」を目指し、親・子・孫の三代の暮らしに耐えうる住まい、資産として、社会資本として評価に耐えうる住まいのモデルとも言えるケースとなりました。
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