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設計部会行事として
「安全と健康にこだわって…基本性能を高める」がテーマの、入居後5ヶ月のお宅の見学セミナーが行われました。
敷地は22.90坪。木造在来工法の３階建。
３階のロフトを含め延床面積は31.90坪。１階は車庫・4.5畳の和室と庭を。
明るいリビングを望まれ、２階にキッチン・ダイニング・リビング・洗面・バス・トイレ・書斎・デッキを。３階に寝室・ロフト・屋上への出口が設けてあります。
数年前から研究会のセミナーに出席されていたご夫妻は‘住まいの基本性能’に対する造詣も深く、高耐久面では地盤補強として柱状改良を、外壁に耐火サイディングを採用、構造金物の締め直しが可能なように全てを露出。
長耐久面では点検整備を容易にする点検口の設置。健康面では天然素材の多用を。省エネ面では外断熱の採用、通気工法の採用、大きな窓にはペアガラスの採用。高齢化と家族構成の変化には間仕切りを減らしたプランを採用。環境共生では雨水タンクを設け雨水の再利用を行う。などの対策が施されています。一方、ご主人は古材バンクに関わられたり、自分で土佐漆喰壁を塗るなど、メンテや塗装も「自力で、がモットー」で、住み手が育てる住まいの意気込みがうかがえました。
福田さんからの木構造のわかりやすい説明など、これから住まいを計画される方々に、大変参考になるセミナーとなりました。
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