〈 暮らす… をたのしむ 〉
《 第192回『リ・ライフ』セミナー開催のご案内 》
暮らし方研究会


主  催 暮らし方研究会
協  力 法隆寺、中宮寺、法輪寺、法起寺
開催日時 令和6年11月16日(土)午前10時00分~ 午後4時00分頃まで
参加費用 お1人様 1,000円
(四寺周遊拝観券2,400円は別途です) 
会  場 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1の1  聖徳宗総本山 法隆寺
集合場所 JR法隆寺駅改札口に10時00分集合です(時間厳守で願います)。
交通案内 JR「大阪」駅から大和路快速[奈良行]に乗車し「法隆寺」駅で下車。9駅、約40分です。
開催内容 テーマ「秋の斑鳩三塔を巡る…」

 「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」 誰もが知る有名な俳句ですが、読み手の正岡子規は法隆寺に立ち寄った際に、茶店で一服して大好物であった柿(恐らく大和名産の御所柿)を食べると、法隆寺の鐘が鳴り、その響きに秋を感じて詠んだそうです。
今回は、その法隆寺の五重塔、法輪寺の三重塔、法起寺の三重塔の斑鳩三塔を巡ります。 
 『法隆寺』の西院伽藍にある現存する日本最古の国宝五重塔は、五重目の軸部が初層の半分の大きさで塔は上部ほど細く造られており、優美な雰囲気を醸し出しています。各層の庇の長い大きな屋根は、独立した層が下から積み重ねられた構造となっており、それが耐震構造になり飛鳥時代の建立ですが、「耐震設計の教科書」などといわれ、世界最古の木造建築として日本で最初に世界文化遺産に登録されました。  
 『法輪寺』創建時の三重塔は、昭和19年7月21日に落雷で焼失。幸田露伴の代表作「五重塔」のモデルとなった東京谷中・天王寺の五重塔焼失(昭和32年)を目の当たりしていた次女・幸田文は焼失に心を痛め、三重塔の再建が困難だという話を聞き、自らも斑鳩に移り住み、寄付金集めなど再建に尽力しました。再建にあたり棟梁は西岡常一(「最後の宮大工」と謳われた名棟梁で、法隆寺専属の宮大工、斑鳩町名誉町民)等が務め、昭和47年10月8日着工、昭和50年3月31日竣工し11月4日に落慶法要が執り行われました。
 『法起寺』は、天平時代の記録にあることから、もともとは尼寺として創建されたことがわかっています。伽藍配置は、塔を東に、金堂を西に配したもので、法隆寺西院伽藍とは逆の配置となっています。国宝に指定された三重塔は、684(天武天皇13)年に起工、現存する日本最古の三重塔です。
 聖徳太子一族ゆかりの仏塔、今に息づくいにしえの文化の香りを纏う三塔のたたずまいとその歴史に関わってきた多くの先人たちに想いを寄せて辿りましょう。
○行程は、法隆寺と中宮寺をボランティアガイドさんにご案内いただき、昼から我々で法輪寺と法起寺を巡ります。
※事前の学習は…https://horyuji-ikaruga-nara.or.jp/around/details.php?pid=1614151506 


 ●お願い
1) 小雨決行です(雨具持参)。
2) 12 歳以下のお子さまを同伴の場合、事務局まで事前にご連絡ください。
3) 当日、住宅の無料初期相談は行われません。ご相談がある方は事前に事務局まで
お申し込みください。日時・場所等、改めてご相談させていただきます。

●お申し込み・お問い合わせは…
 暮らし方研究会 〒530-0043 大阪市北区天満4丁目2番15号 吉岡ビル3階
フリーダイヤル:0120-11-6584 ・ FAX:06-6356-7225
ホームページ:https://www.kurashikata.gr.jp/
※ 第192回セミナーは11月2日(土)が締め切りです。定員は20名までです。