建築家からの一言
50代夫妻、長男、長女、とにかく仲の良い4人家族です。 長年住み慣れた大阪市内の長屋の建て替えで「地震に強く仕切りの無いオープンで広く感じられる空間を」をテーマに鉄骨造(K型フレーム工法)3階建ての計画となりました。
玄関の露地を抜けると青空の見える中庭が現れ、ここがこの家の中心となり各部屋へ光と風を送り込む道となります。また、ガラスで囲まれたこの中庭をはさんで家の端から端まで見通すことができる十分な広がりと一体感を演出します。外回りには小さな窓や板の柵等を施し防犯性を高める工夫をしました。内装には土佐漆喰、杉材、栗材、和紙等の従来の日本の建材や古家に使っていた丸太や格子等を用い鉄骨造を感じさせない‘ほんわか’とした安心感のある住まいとなりました。
■11月17日発行の読売新聞30面、「住まい」のコーナーで紹介されました(PDF形式)
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