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セミナー風景 |
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施主ご夫妻から一言 |
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宏聞建設工業中澤社長から一言 |
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縁側にて昼食 |
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3時の西瓜 |
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記念撮影 |
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今回のセミナーでは、三重県の最南西端、奈良県に隣接する名張市は宇陀川に面した会場にお邪魔しました。Sさんご家族が、日本画家でもあるご主人のアトリエを兼ねて新築された建物で、今年の4月にツシマ(株)・ウッディランド事業部が発表した「日本の民家」のパイロットハウス第一号でもあるお住まいです。
当日はご主人が描かれた作品も多数展示され、ギャラリーとも言える空間の広がりを感じました。絵は何れも素晴らしく、Sさんのやさしさや人間性に溢れた作品ばかりでした。
設計を担当された新井律子氏より構造、杉の床材等の説明を受け、参加者の皆さんは真剣に聞き入っていました。
建物は木造平屋建て、延床面積24坪、杉の柱と梁、同じく杉の床材、壁は白の漆喰塗りです。天井も高く開放的な空間、重厚感のある大きな屋根、深い軒は雨の日でも窓を開けたまま過ごせ、簡素にして質実剛健、心を落ち着かせてくれるお住まいです。
ご主人から「どうぞ皆さん裸足になって床の感触を感じてください。気持ちがいいですよ。」とお誘いを受け、私も裸足になり杉の床材の感触を足の裏に直に感じました。杉の床材はあたたかく、少し柔らかいため足も疲れ難く、足の裏がくすぐったくなり気持良さが感じられ、素材の良さを十分に意識させられた次第です。
施工は宏聞建設工業(株)で、中澤社長からは「完成した時、施主様から“ありがとう!”と言われる、この言葉が本当にうれしくて工務店冥利に尽きます。」と感謝の言葉が述べられました。
さて、前半の密度の濃いセミナーも終わり、いよいよ昼食です。豆カレーとピクルスが供され、奥様お手製のサモサもとても美味しくて、皆さん遠慮なくお替りをされていました。食後の休憩中にはそれぞれ広縁に腰を降ろし、広い庭からのぞむ宇陀川の景色を堪能されていたようです。目をつぶると川のせせらぎが心を落ち着かせてくれ、時折心地よい風が舞い込んで、くつろいでいる方々を和ませてくれた食後でした。皆さんは口々に「最高のロケーションだね」と感想を述べられていたのが印象的でした。
最後に西瓜が振舞われ、皆さんはお腹の満腹感と心の充足感で一杯になられたと思います。参加者全員が、のんびりとした一時が過ごせ、笑顔に溢れてセミナーを終えることが出来ました。
施主のご家族の皆様、ご協力いただきましたスタッフの皆様、ご参加いただきました参加者の皆様、本当にありがとうございました!
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文/中澤弘一
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事務局より、 |
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お申込み願えれば、S邸は「日本の民家」のパイロットハウスとして見学ができます。 |
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ご都合でセミナーに参加出来なかった方は、住まいの原点を学ぶ意味でも、是非見学をお勧めします(完全予約制)。 |
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見学ご希望の方は事務局へお問合わせください。
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