暮らしのヒント

■自宅は故郷でもあります…  
  暮らしと人生を過ごす住まいは、「人」が「主」と書きますが、住まう人が「主」となる住まいであるべきです。プロにお任せの「住める家」ではなく、ご自身が積極的に関与した「私が住む家」であるべきだと考えます。
  更に、「あの家に住む人」ではなく「あの人が住む家」であって欲しいと望みます。百人百通りの人生があるように、百人百通りの住宅があって然るべきです。愛着を持って自分流に手をかけた住宅は、きっと心を満たし、人生を豊かにしてくれると思いますが、如何でしょう?
  苦労して建てた家、子供を育てた家、主と共に年老いた家…。人生も家も風雪に耐え、家族同然の関係が生まれます。そこは、懐かしく、心を落ち着かせ、心身を癒してくれる心地よい場所です。次代に住み継ぐことは、何ものにも替え難い故郷そのものではないでしょうか?そんな価値観で住宅を見ていただければ、そこで営まれる暮らしは自ずとすてきなものになると信じています。

■暮らしと地域の関わり  
  自宅を一歩出ると、貴方やご家族だけではありません。例えば、食糧品を買うお店、洗濯屋さん、本屋さん、駅や交番、役所、映画館、喫茶店など…。お子さんがおられれば、保育園や幼稚園、小・中学校、高等学校など…。
  仲間や顔見知りなど、多くの人々との関わりが外には存在します。そして街との関わりが…。親父とあの店の店主は同級生で、その子供と私は同級生だった。私の子供は誰それの子供と中学の同級…。なんて、実に愉しい関係がご近所や街にはあります。
  長年、同じ処に暮らし続けることは、祖父母や両親が築いてくれた人のご縁、地域のご縁を目に見えない財産(負の財産も含めて)として受け取っていることなのです。先代が残してくれた住宅や、人のご縁・地域のご縁を引き継ぎ、それを活かして人生を、暮らしを愉しむことも、今流の古くて新しい暮らしのスタイルだと言えるでしょう。そして、何代にも続くご近所との関係が、そのまま貴方のお子さまに引き継がれる時が、やがてやって来ます。
  ご自宅が、古くなったから、狭いから、不便だから、色々な原因があると思われますが、リフォーム(増改築)でカバーされる場合も多くあります。
  一方、転勤で、親の近くへ、など新たな土地に住むケースもありますが、先に述べたことを思い出してしていただき、暮らしと地域の関係、人生と地域の関係を参考にしていただければと思います。

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