暮らしの読み物

部会や倶楽部の会員の方々のご協力により寄稿されました。
論文あり、旅あり、食あり、涙あり…と、示唆とウイットに富んだ内容をお愉しみください。


地下足袋日記   1   2   3   4   イギリス編
「遺伝子の命ずるままに 住吉高灯篭建立の奨め」   1  (PDF形式)
味読「やさしさを生きる…」   1   2   3   4   5
ロハスライフ   1
あかりと遊ぶ   1   2   3
アイビー文化を楽しむ   1   2   3   4   5
やきもの小話   1   2   3   4   5   6
35日間の熟年夫婦の旅日記   1-1   1-2   2   3   4   5   6


地下足袋日記-3
江夏大三郎 サポート会員・江夏庭苑事務所代表

先日、小豆島に小旅行をしました.春にはまだ遠い寒い小豆島でした。

島内には、いくつかの農村歌舞伎の舞台あります。はじめに肥土山の舞台を訪れました。
肥土山の舞台
高台に建つ神社の下に緩やかに下った傾斜面に芝地の桟敷が設けられ、その正面に舞台が 建っています。周りに森に囲まれた舞台空間は、西洋の野外劇場と違って、とても柔らかで伸びやかな感じをうけました。

次に中山の舞台を訪れました。
中山の舞台
傾斜地の芝の桟敷を正面に舞台を持ち土肥山の舞台と同じような立地にあります。
両舞台の周りには、広々とした棚田が広がっていました。
幾代に渡って人々が作り上げ守ってきた棚田の風景は見るものに感動と懐かしさを感じさせます。建設機械を使わず人力で築き上げてきたので、自然の地形に合わせて無理のない形になっていました。その形は曲線が基本であり、人力で動かせない大きな石はそのまま田んぼの中に残したままです。
その残された田んぼの石は庭の景石と同等、いやもっと美しいと感じられます。それは人為的な作為が感じられないからだと思います。作庭にあたって、私もそのような石が据えられればと思います。棚田の石積みも本当に見事なものです。


季節の花


昨年の暮れにつぼみだった、ロウバイが年明けには咲きはじめました。
今年の冬は特に寒さが厳しくのでようやく梅の花のつぼみが膨らみ始めました。
ミツマタやクロモジの花のつぼみも膨らみかけています。
ミツマタ
クロモジ
椿が花の季節を迎えおり色々な花を咲かせています。ご覧ください。
 
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